TOP › 原典

原典

物語のもとになった文献そのものを、日本語と英語の対訳で置く。 訳はナラティビスト編集部が一から書いている。 原典は公有だが、既存の現代語訳・英訳には著作権が生きているものがあり、 引き写せば公開できない。そして自分の言葉で訳すことは、 このデータベースが物語を扱う以上、避けて通れない作業でもある。 現在 6原典・420節、日本語276,669字、英語137,603語。 原典ごとの進み具合は、それぞれの見出しの下に示す。

古事記712年成立・180節

100% — 180/180節

日本書紀720年成立・161節

40% — 12/30巻
50 日本書紀 神代上 天地開闢から大己貴神の国作りまで、第一段〜第八段。本文と一書50節。日本語20,099字、 英語9,480語。 19 日本書紀 神代下 国譲りと天孫降臨から神武の誕生まで、第九段〜第十一段。本文と一書19節。日本語17,402字、 英語8,942語。 12 日本書紀 巻第三 神武天皇の一巻。日向を発つ東征から橿原での即位、崩御まで12節。日本語9,245字、 英語5,479語。 8 日本書紀 巻第四 綏靖から開化までの八代。1天皇1節、8節。日本語3,886字、 英語2,429語。 8 日本書紀 巻第五 崇神天皇の一巻。疫病と大物主神、四道将軍、出雲の神宝まで8節。日本語6,263字、 英語3,697語。 10 日本書紀 巻第六 垂仁天皇の一巻。狭穂彦の乱、埴輪の起源、伊勢の祠まで10節。日本語7,840字、 英語4,617語。 12 日本書紀 巻第七 景行天皇と成務天皇。日本武尊の西征・東征を含む12節。日本語11,805字、 英語7,241語。 5 日本書紀 巻第八 仲哀天皇の一巻。神の託宣と天皇の崩御まで5節。日本語2,875字、 英語1,870語。 9 日本書紀 巻第九 神功皇后の一巻。神を審らかにする条から崩御まで9節。日本語11,913字、 英語7,263語。 10 日本書紀 巻第十 応神天皇の一巻。髪長媛、渡来の記事、菟道稚郎子の立太子まで10節。日本語6,501字、 英語4,126語。 12 日本書紀 巻第十一 仁徳天皇の一巻。民のかまど、皇后磐之媛、歌謡がもっとも多い12節。日本語9,946字、 英語5,998語。 6 日本書紀 巻第十二 履中天皇と反正天皇。住吉仲皇子の変、国史の設置まで6節。日本語3,193字、 英語2,060語。

クルアーン7世紀成立・38章571節

9.2% — 571/6,236節

これはクルアーンの意味の日本語訳・英語訳であり、聖典そのものではない。イスラームの伝統では、クルアーンとはアラビア語の原典のみを指し、翻訳は解釈とされる。編集部はその立場を尊重し、本訳を「意味の翻訳」として置く。特定の宗派・法学派・団体の立場を代表せず、宗教的な典拠として用いるためのものでもない。アラビア語の Allāh は、日本語では慣行に従いアッラー、英語では比較宗教の慣行に従い God と訳した。

神統記前700年頃成立・14章1022節

100% — 1,022/1,022行

ヘブライ語聖書前12〜前2世紀成立・11章299節

1.3% — 299/23,145節

これはナラティビスト編集部による聖書の日本語訳・英語訳であり、いかなる教会・教派・聖書協会の訳でもない。特定の教派の立場を代表せず、礼拝や教理の典拠として用いるためのものではない。神名 YHWH は慣行に従い「主」(英語では the LORD)と訳した。

新約聖書1世紀成立・16章678節

8.5% — 678/7,957節

これはナラティビスト編集部による聖書の日本語訳・英語訳であり、いかなる教会・教派・聖書協会の訳でもない。特定の教派の立場を代表せず、礼拝や教理の典拠として用いるためのものではない。写本によって有無の分かれる節は、番号を残して角括弧で示し、注にその事情を書いた。

これから加えるもの

クルアーンの第2章から第77章まで、日本書紀の巻第三以降(神武天皇から持統天皇まで)、創世記第12章以降とヘブライ語聖書の各書、マタイ・ルカ・ヨハネと新約聖書の各書。 いずれも原典は公有である。ただし日本語訳が公有でないものが多いため、 英語の公有訳を参照に編集部が訳すか、要約と注で補う形になる。 どの方法を採ったかは、テキストごとに明記する。

訳の方法と限界

◾︎ 訳文はナラティビスト編集部によるものであり、学術的な校訂版ではない
◾︎ 内容の確認には、古事記は Basil Hall Chamberlain の英訳(1882年)、 日本書紀は W. G. Aston の英訳(1896年)、クルアーンは Marmaduke Pickthall(1930年)と Abdullah Yusuf Ali(1934年)、神統記は Hugh G. Evelyn-White(1914年)、 聖書は欽定訳(1611年)と JPS(1917年)の英訳を参照した。いずれも公有である。 参照であって下敷きではない。語彙・語順・言い回しは引き写していない。 著作権の生きている現代語訳は参照していない
◾︎ 原文(漢文・訓読文)は収録していない。各節から参照先へリンクしている
◾︎ 日本書紀の一書は、本文と同じ扱いで1件ずつ訳した。省略も要約もしていない
◾︎ 聖書の訳はいかなる教会・教派の訳でもない。写本によって有無の分かれる節は番号を残し、角括弧で示した
◾︎ クルアーンは「意味の翻訳」であり、聖典そのものではない。節の数え方は一般に流布する標準(クーファ式)に従い、 各章の節数が標準と一致することを機械的に確認した
◾︎ 解釈が分かれる箇所は本文で断定せず、注に学説の分布を書いた。 確度Bの節がそれにあたる
◾︎ 性や暴力の場面を婉曲にしていない。古典として、書かれている通りに訳している