FIG-0011 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖
アメノウズメ
Ame-no-Uzume
確度 A学術的定説
別名:天宇受賣命、天鈿女命、於須女
古事記
天宇受賣命
日本書紀
天鈿女命
天岩戸の前で桶を踏み鳴らし胸乳をあらわにして舞い、神々の哄笑を引き起こしてアマテラスを外へ誘い出す。天孫降臨では道を塞ぐサルタヒコの前に立ってその名と意図を問い、後に猿女君の祖とされる。危険な他者と交渉する媒介者の役割を一貫して負う。
実在性の評価 神話的存在
猿女君・稗田氏が祖神として奉じる氏族神であり、宮廷の鎮魂祭・神楽の職掌の由来を語る起源譚に属する。津田左右吉以来、氏族の職能を神代に投影した造作とみる整理が通説である。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。
祭祀と受容
伊勢の猿田彦神社境内の佐瑠女神社に祀られ、猿女君の祖とされる。芸能の神としての性格が前面に出るのは近代以降で、京都の車折神社芸能神社のように20世紀に設けられた社もある。
原典に登場する箇所6節