FIG-0014 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖

フトダマ

Futodama

確度 A学術的定説

別名:布刀玉命、太玉命、天太玉命

古事記
布刀玉命
日本書紀
太玉命

天岩戸に際してアメノコヤネとともに太占を行い、勾玉と鏡と幣を掛けた榊を捧げ持つ。アマテラスが出た後に注連縄を張って還御を防ぐ。天孫降臨に随伴する五伴緒の一柱で、忌部氏(斎部氏)の祖神とされる。

実在性の評価 神話的存在

忌部氏(斎部氏)の祖神で、807年成立の古語拾遺は中臣氏に対する忌部氏の職掌上の劣位を訴えるためにこの神の役割を強調する。氏族の政治的要求が神代の記述に反映する例として、記紀の氏族起源譚を後代の造作とみる津田左右吉以来の見方を裏づける。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

祭祀と受容

安房国一宮の安房神社は延喜式神名帳に安房坐神社として名神大に列し、忌部氏の祖神を祀る社として明治に官幣大社となった。阿波の忌部神社は、延喜式神名帳に載る同名社の所在地比定をめぐって明治初年に複数の候補地が争い、最終的に徳島市に社地が定められた経緯をもつ。

原典に登場する箇所6節

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種別
氏族祖
役割
始祖
系譜(親)
タカミムスヒ
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記